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『マッピー』用ボーダー

映画 バーレスク

すてきな女性を見ると、はっと目をひかれて、つい見つめてしまいます。
同性でも、色気を感じると、つい反応して、目がいってしまうんです。
華があるんでしょうかね、女性には、ヒトをひきつけるキラメキが。

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クラブ・バーレスクの舞台に、アリという女の子が、
目が釘づけになって、夢心地になるのも、わかる気がします。
彼女はそして、猪突猛進のいきおいで、自分の夢にちかづいてゆく。
セクシーでゴージャスな歌とダンスが、その過程を、色どります。

アリを演じているのは、クリスティーナ・アギレラ。
私はよく知らなかったのですが、大スターなのですね。
歌を聴けば、さもありなむ。

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冒頭では、素朴な感じの小柄な田舎娘で、シェール演じるクラブのオーナーが、
小馬鹿にして相手にしないのも、充分うなずけるのだけれど、
ひょんなことから、歌声を披露したとたん、世界が、変わってしまった。
あ、と口をまんまるく開けて、聞き入ってしまいました、わたくし。
あの、華奢なからだの、どこに、これほどのパワーが!

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対するシェールおねえさまも、哀愁を帯びたお色気が、すてきです。
歌うシーンは、あまり多くはないのだけれど、猪突猛進ガールにはない、
オトナの慈しみを、しっとり感じさせる声のふるえ。

描かれているのは、情熱、苦悩、嫉妬、恋慕、猜疑、信頼、迷い。
たしかに、どこかで見た、ありふれたお話なのかもしれないけれど、
でも、ここちよく勇気づけられるのは、歌とダンスのきらびやかさが、
なにかを成し遂げることの可能性を、きっと感じさせてくれるから。

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あんな靴、履いてみたい、とアリが目を奪われた、たかーいヒール。
私にも、その気持ちは、よくわかるような。
ゴージャスなヒールって、満たされた生活を象徴しているような気が。
履いてゆく場所なんて、私には、ないんですけど……。

シネプラザサントムーンにて、12月

バーレスク 公式サイト
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by habits-beignets | 2010-12-27 14:01 | シネマのこと | Comments(0)

『マッピー』用ボーダー

映画 終着駅ートルストイ最後の旅ー

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文豪トルストイの奥さん、三大悪妻のひとりと言われているそうです。
あとのお二方は、ソクラテスの奥さんと、モーツァルトの奥さん。
(私ではありません、よかった、うふ。)

でも、なんていうか、そんなの余計なお世話ですよね。
夫婦にはその夫婦なりのありかたというか、愛情があって。
愛情、でもそれが、とても難しいんですけれど。
育て方とか、つたえ方とか。映画を見ていると、胸にせまってきました。

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ソクラテスは著名な作家で思想家で、
いろんなたくさんの人から、尊敬されて畏れられて。

でも、奥さんにとってはきっと、ただのキュートな男の子!
わたしの大切なかわいい坊やが、うさんくさい連中にかどわかされている!
彼をいちばん理解して、愛しているのは妻のわたし!
ヘレン・ミレン演じるソフィアの心のさけびが、聞こえてきます。

ソクラテスは最初のほうで、すべての宗教はただ「愛」を説いている、
というようなことを、たしか言っていました。

その、愛の、さまざまなありよう、自然にうまれてくる素朴な愛、
あるいは、思想から派生すべきと思われる壮大な愛、
弱さを慈しむ愛、強さを求める愛、
それらすべてを認めて、守ろうとするときに生じてしまう矛盾や苦悩に、
苛まれて、衰弱してゆく彼の姿が、せつないです。

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どの愛もが真実なのに、うまくかみあわないときのもどかしさ。
かみあっていない状態を、端から見れば、そこには憎悪しか
感じられないのかもしれないけれど、
でも、当人たちには愛の存在が確信できる、
そんなことが、あんがい現実には起こっているのかもしれません。

ロシア貴族の威厳たっぷりのヘレン・ミレンの装いも必見。
取り乱しながらも、セクシーで凛々しくて、すてき。

シネプラザサントムーンにて、12月

終着駅ートルストイ最後の旅ー 公式サイト

(シダ)
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by habits-beignets | 2010-12-11 13:29 | シネマのこと | Comments(0)

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